集団での取り組みって‥
みんなが一丸となるって‥
キラキラしていて
やってみたいし、その一員になることがうれしい。
仲間と達成感を共有した思い出は
いつまでも良い思い出として残る‥。
その良い思い出の中には
本当は自分はしたくない嫌な事も
含まれているのだけど、
喉元過ぎれば‥で‥
何故か忘れてしまっていて‥。
次の年になると、
あの達成感を思い出し、
意欲が出て!
「参加しようかなっ♪」という気分になる。
そしてまた、
そんな微妙なとこまで合わせなきゃ駄目??!‥と心が反発する。
『あ、まただ。この感覚だ。自分は従いたくない。』と悩む。
そんな息子や娘のその姿。
そのパターンを見てきました。
習い事にて、
長い年数をかけて
このパターンを繰り返した過去があります。
今は‥^_^
息子も娘も、私も、
結構冷静♪
ついてくるリスクを
‥無言で考えてから‥
「やめときます」「自由にさせてもらえなくなる時間よりも、気分よくいたいから。」「こっちは参加します。こっちはやめておきます。」
と即答できてしまう力がつきました!!^_^
断りづらい押しの強い諦めないタイプの人にも
(↑習い事で長年お世話になってきた先生が
このタイプでした^_^)
ちゃんと気持ちを伝えたくなるようです。
悩んだりしたことは
無駄になっていなくて!
力になっているのが
とても嬉しいです。
息子も、娘も、
自分の意思で『やる!』と決めた時には
厳しさに対しても覚悟もできている状態に
なっているので、
本人が決めたら
嫌々【させられる】状態にはなったりしないし
人のせいにはしないです。
意欲を感じます。
今、
やらない方を選ぶことが増えましたけど^_^
本心が言えるって
何よりな事だと思っています。
【自分できめる!】って体験を
繰り返せてる今は
幸せなんだろうなと思います。
何とな〜くで深く考えずに進むと、
荒れ狂うような叱られ方や、
ひどい言葉を投げかけられたりする場に
立たされているという体験。
息子も、娘も、私も。それぞれに‥
重ねてきました。
そうなると!
文句は生まれてくるし、
やるしかない状態で‥!
とても気分が悪い体験になるし、
追われていく現状になり
後悔するわけですが。
‥繰り返してきて‥
自分の心を大切にできるには‥!?
何を選ぶか。何を断るか。
習い事にて
長い年数をかけて
親子一緒に考えてみることができました。
あの苦しい葛藤が
あったからだなぁと
今となっては思えます
習い事
習い事の大会は
発表会も含めたら
年に4〜5回ありました。
グループのものも、個人のものもありました。
好きで始めたものの、
大会、やらされ過ぎです
「される」と言っても
「やりたい」と返事するからで。
子どもも私も、自業自得なんですけどね
大会へは言われるがままに、返事をして、
こなしてました。
上達はしていきました。
やりたい!やってみたい!と即答するうちは、
先生と共に
大会に向けて取り組み続ける日々。
家でくつろぐ余裕がなくても
それが当たり前の毎日になり、
賞がほしくて、次も!次こそは!!‥という。
私も私で、娘や息子のこの頑張りや努力が報われたらいいな!叶ったらいいな!‥で、欲は膨らみ、
やめられない?やめたくない?中毒のような‥
サイクルに‥ハマっていました。子も親も‥。
あと少しで‥!とか
目標の日まであと〇日!!とか
目的が間近になった時こそ!!!
中毒症状??というのか‥
何でもするというのか‥
力を振り絞るという‥。
やるしかない!今しかない!支払うしかない!!と
‥‥‥
親子で全力ダッシュ状態になり、
冷静な判断は飛んでしまう感じ。
選択肢の中には、
「立ち止まる」「考え直す」なんてのは無くて、
「先生」「専門家」の意見を仰ぎ、
示された方へ真っしぐら。
お財布の紐は緩くなりすぎて。
子どもの経験と上達のためなら!なんて言い‥
お金を支払ってしまう‥状態でした。
自分でやりたいからやる!のは、
とても夢中になるし
何時間も集中してしまうあそびのような
楽しさがあるので。
やって良かった〜!
という達成感があり喜んでいましたが。
でも、
指導者やその店の
代表として‥となると、
厳しく細かく念入りに指導され、
指導者の熱が入り‥
指導者の思う通りに
できるまでやらせたくなるというのが
当たり前。
先生のペースに乗るしかなく、
結局は【させられる】日々。
追われる日になるのでした。
させられるって、
自分の意見をへし折られる訳なので
ものすごく心が重たくなるし、
いいことが無いんですよね。
じゃあ!このきもちをちゃんと覚えておこう!
じゃあ、大会の参加をお断りしよう!!‥と‥
小さな変化を起こしたくなりました。
本人のきもちがあってこそで。
簡単に流されなくなり。
参加する大会を積極的に絞るようになりました。
子どもと親で、
どう自分の気持ちを保ち、
先生にどう伝えるか、
どう心を揺らされないようにするか、を
言葉に出して
確認し合って
嫌な事からは脱出していきました。
どんなに相手が
こちらの断る言葉に対して
覆い被せてきても‥
冷静に、
淡々と、
‥自分のきもちは言葉にすること。
相手が感情いっぱいに伝えてきても
求めてきても、
話ができるタイミングを待とうね、
‥と確認しました。
理不尽なことをされると、
息子は素直に嫌な顔をしたり
憤慨して言い返す姿もありました。
先生の理不尽さ。
感情のぶつけ方。
考えるものがありました。
親が同伴の習い事だったので親子ではしっかりと
心をつなぎました。
私「気分はその人の問題だからね。
言いががりをつけられても
知らん顔していて大丈夫。
ほっとくしかないよね。
すぐに人のせいにするって気分悪いよね。」
私「〇〇のきもちはちゃんと分かってるからね。
自分は何も悪くないって思ったのなら
口に出して
言っていいよ。
先生もそうしてるし。
お母さんもそうする!」
帰り道に車の中で
作戦会議をして^_^
自分を保つ練習をしていきました。
理不尽な場面に
いろんな子どもたちが巻き込まれていくのを
目撃する場所でした。
大会参加を申し込みしてしまえば、
厳しさが増して、
口を出されて当然となってしまう‥
従わなければならない場になってしまう‥
できるまで努力をする。
先生の戦士みたいだよね、って
他のママさんと同感したことがあります。
そんな経験を重ねて進み
親子で
違和感を言葉に出し合いました。
先生の良さは??
親がいるときにも遠慮はなく
包み隠さず感情を出すところ。笑
わかりやすい人。
大会当日の出来不出来には!
一斎嫌なことは言わない人。
本番にて失敗しても良かったところを
笑顔で伝えてくれたことがある人。
先生「やれるだけやってきたんだから。
もう素敵に弾けてるから。先生が知ってる!」
と言ってくれた先生。
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息子が「もう十分習えた。もう辞めよかな。」と
決意して
先生にお伝えした頃に、
息子にとって最後になる大会がありました。
息子の出番より前の子が、
本番にて、
指から血を出してしまい、
演奏がストップしました。
でも鍵盤をハンカチで拭いてから、
最初から最後まで披露して
ステージを終えました。
あんな痛い状態でよく頑張れたなぁ‥と
息子も私も心の中で拍手を送りました。
大会が終わった直後に
指導者の先生らしき人が
その生徒さんへ冷たい声かけをする姿を見ました。
息子と絶句‥。
練習を重ねて
爪が割れて血が出ることはあるあるなのだそうです。
(知らなかったー!)
めちゃくちゃ頑張って、冷たく怒られるってどういうこと???
理不尽すぎない??
うわー‥と息子と見つめ合いました。
帰り道、その素敵な演奏をした子が、
親御さんとベンチに座り休んでいる姿を見ました。
帰り道、息子と話しました。
私「あの子はどう思ったのかなー‥。
あのお母さんはどうしたいと思ったかなー‥。
先生の理不尽な言葉になんか
頷いてほしくないけどね‥。
あの声かけに腹が立って、
もう嫌!って思えるといいんだけどねぇ‥。
でもさー‥。
‥やりたいことは‥
みんな人それぞれなんだよねぇ。
‥選択は違うんだよね‥。
爪が割れるまで弾くのが当たり前の世界に入っていくのは、感覚や価値観が
もうお母さんには
分からんところだわ‥」
息子「‥。血が出るなんて相当痛い。
痛いから力が入らんし、
あんな演奏普通はできんと思う‥。
演奏めちゃくちゃ上手かった。」
と言ってました。
上手い子は上手い子なりの
相当な努力を積んで挑んでいる‥。
相当頑張ってきてるからこその
爪が割れるハプニング。
あんな子も‥
理不尽な対応に苦しまされてしまうなんて‥
なんとも言葉に言い表せなかったです。
ピシッとしてて!
スッとしてて!
動きが揃ってて!
見栄え良く!
見ている人に感動を与えられるように
成長を見てもらえるように。
精一杯の力で走り抜く。
それがやりたい人がいるし、
それを求めている人がいることは知ってます。
だから、それを望む人が参加するのは
最高の思い出になると思います。
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【自分はどうしたいか】を考えていないと、
望んでいないのに
競わされることになっていくので、
気をつけたいところだと
思っています。
うっかり、望んでいないところに参加してしまうと、
‥ゆるさを許せない場所では‥
『それじゃダメだ!』の欲が
『もっとできるようになれ!』の欲が‥
指導者側(大人側)(親)に湧き上がって
きたりします。
‥【子どもたちのため】と言いながらも‥
大人側も評価を得る場でもあります。
いつの間にか見栄えのために
出来栄えのために
練習を訓練を(させることを)
強いてしまうものだと
思いました。
やりたくないのにやらされるなら‥??
ため息をつく状況から抜け出すには‥??
次にどういった行動をとるのがいいのか。
みんな一斉に頑張る場所にいたらば、
やるしかなくなるのです。
うちの子は‥
はじめから参加しない!を選ぶようになりました。
断ることを始めました。
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二学期は学校の行事が多いですよね。
みんなで一丸となるには
練習を重ねて挑みますよね。
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参加したくないと思っている息子。
頑張るのは嫌だ、と思っている息子。
初めから目指す方向が違っていますので
息子は不登校を選びました。
当日の体育祭見学も
『行かない、行きたくない』を
即答でした。
息子のきもちをもう少し聞いてみました。
息子「体育祭も合唱祭も
やりたい子はたくさんいるから。
行事は悪くないよ♪
やりたい子は参加したらいいと思う‥♪
練習も悪くないし。
したい人はいるから練習を
頑張るのは悪いことじゃない。
いいものにするには練習はしんと!っていうのは
分かる♪
自分は‥行かんだけ‥。
やったことはあるし
その良さもわかる。
‥けど‥もういいかな‥♪
行かないほうが一番スッキリする。」
‥と
学校は、そもそも
行くか行かないかは、
子どもが
どうするかを決められる場所なのですから。
(リスクはついてきますけど)
やる気がなければ家にいて、
自分の興味があることをしたらいいと
私も今、そう思えます。
それに
やる気がある子が集まれば
いい出来になります♪
人の興味はそれぞれ違います。
学校は、
一斉に取り組む場所なんだから
誰もがきもち良く居られる場、
学べる場に
自然にはならないですもんね。
『登校しない』を自ら選んでいる息子。
独自の考え方ですが
リスクを!本人が覚悟さえできたらいいです。
独自の道へ進んでみようとする息子を
応援します
穏やかに過ごせてる息子の姿が
嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました♪