習い事だけじゃなく
塾に通った時も
今となっては
感じた違和感があるので
書き留めておきたいです。
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受験シーズン。
追い込み時期‥
何故にこんなに湯水のように
支払額が増えるのーー?!と悲鳴をあげながら
出さないわけにはいかない。
‥状況‥
塾に通っていたら当たり前だし、
そういうもの。
塾の先生方は、
個人的には、面白いし、
分かりやすく教えてくれるし、
受験を成功させるために尽力くださって
感謝しています。
出会いに感謝するような
人柄が良い先生、尊敬する人であっても‥
塾のシステムに属する人ですから
先生である以上
塾の方針に沿って進めていくものです。
受験対策の〇時間ぶっ続けの講習。
夏の集中3日間!とか。
お正月の集中3日間!とか。
ありまして
ヒーッ!と叫ぶんだけれど‥
周りの人『そういうもんだよねー』
周りの人『そうそう。コレが大変なんだけど♪
力がつくんだよー‥』
と、周りの皆んなが話し、
進んでいくのを見て‥。
娘と私も前に倣えで
『志望校に受かるためには
行かないと差がついちゃう!』と。
悲鳴もあげつつチャレンジ‥。
当たり前のように
申し込んで進みました。
娘も私も
いつの間にか
感覚が変化していくな‥と思いました。
おかしいことが、おかしいと言えなくなる‥。
普通じゃなかったことなのに普通になる感覚。
感覚が麻痺していく感じ‥。
いつの間にかなじんでいる‥。
身を置いている場所の『当たり前』に、
次々と合わせて
忙しい日々をヒッシで送りました。
志望校に受かるのは
娘の希望が叶って
有難いことでしたけど‥
進めば進むほど
素直な感情は出せなくなる苦しさがついてきて、
子ども本人が
静かに苦しむ方向になっていった気がします。
そして心にも、体調にも、現れ出た、という感じかなと
今となっては思っています。
自分たちが
それがしたくて
選んでいたことです。
塾にて。
こんなにも参考書を
受験いよいよのこの時期に!
今更買わされたって!
開くわけないのにー!!!
塾ではプリントしか使ってないのに、
こんな分厚いものを何冊もいらないぃー!
と心が叫びながらも。
言われるがままに
申し込みをし、
(実際に声に出して叫んでたかも^_^)
支払いをサッとする!‥
‥自分のその行動に
自分の心が反発していました。
しかも
肝心な娘の心が喜んでいないし
嫌がっているのに
誰のために???突っ走っている???
‥という違和感がありました。
‥それでも深く考えてはいなくて‥
考えようとしなくて。
私は突っ走ってました。
娘も
それしかないと思っていたんでしょう。
塾の先生が子どもを応援してくれてはいるのは
本当なんだけど、
教育業界が潤っていくやり方があるんだなーと
冷静に見ていました。
(受験を勧める私学との繋がりも感じたりしました)
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習い事の場合だったら
大会前だからと
アドバイスや対策を受けるための特別枠へ
申し込むとか。
それも業界が繋がっているなーと‥
同じような心境でした。
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肝心な本人の、
本当のきもちは
自由な時間が好き!!!ということを
親も本人も、
知っているのに
なぜこんな方向へ
しかも全力で向かうのかな
振り返ってみれば、今なら思うわけです。
『将来のため』
と思っていた訳です。
『困ったことにならないため』の
より良い選択をしていたつもりだったけど。
今、冷静に振り返ってみると、
親は子どものためにはお金を出す!‥のを
見越されているな!
と感じるのですよねー
(当たり前と言えば当たり前ですが)
私「こんなの〜‥‥!支払うしか
道はないじゃなーーい!!!」
と、心が叫んで
即!お財布を開けて差し出しておりましたが
お金も大切ですけど
子どもを
結果的に
拘束する時間になっていたことが
なんだか、もう、いやだなって思いました。
心も体調も、健やかに育ってほしいのに。
自ら選んで
それが『娘のためだ』と
望んで進んで全力応援してました。
受験対策に追われる毎日で
言われるがままに従ってしまいやすい
時期。
心境。
(随分と私は今、価値観が変わりました)
ああいう時って洗脳みたいだな
って思ったのでした
常識のその流れから外れることなんか!
できない!できなーーい!っていう思いで‥
突っ走ってましたが。
‥従っていながらも‥
「従うの、嫌〜!!!」って思っている
心の矛盾が
ありました。
あの時の矛盾状態は、
もう繰り返したくないな、と思っていたら
息子の受験は
違う道を行けそうです
なるようになる!
なるようにしかならない!
その時考えたらいい、
という覚悟が生まれました。
学校生活から離れて
今を心地よく過ごしています。
この中3の時期を
自由に過ごす!という
選択が
おもしろい!
自分のために
やりたいことを見つけること。
動き出すタイミングも本人次第。
何となくで
自発的に道を見つけて行けたら
本人がそれがいいと思うことから
始められたらいいなぁと思います。
何だってやってみなきゃわからないもの。
「気軽に楽しむ」をしてほしいな。
心も身体も健やかにいてほしいと思います
息子は独自の選択をしました。
学校へはテストだけ
受けに行きたいそうです。
塾へも勿論望んでません。
心が抵抗する行動をしなくて良い生活を
選べていることが
うれしいです。
何が【子どものため】か
何が【将来のため】か
同じ言葉だけれど
真逆の行動をとりたくなりました。
我が家は一般的常識とは真逆方向へ行くので
少数派なんですけど
親子共に迷いは無いです。
読んでくださってありがとうございました