書いておきたくなりました。
娘はピアノと部活に明け暮れる中学生時代でしたが、
中2の冬に志望校を決めると、
受験に向かって猛勉強を始めました。
無事に第一志望の高校入学を喜ぶも束の間。
予想はしていたものの‥
難しい勉強内容で‥。
苦労しながら課題に取り組み、
やりたくないことに次々に追われる毎日に戸惑い‥。自分はどうしたいのか‥。進路はどうしたいのか‥。よく考えた3年間でした。
人との出会いでは
『この高校へ入って良かった!』と満足できて
何よりだと思いました。
ーーーー思い出のエピソードーーーー
高校での講演会にて、
天才ロボット博士と呼ばれている人・古田貴之さんが来て下さって
とてもおもしろい話が聞けたのだそうです。
娘「周りの友達も良い話だったと言っていたよ」
娘「質問の時間には、
6人くらいが挙手していたよ」
と私に教えてくれました。
娘「いつもの講演会で聴くような話とは違う感じで‥すごく興味ある話だったよ。
私、質問したんだよ。
天才と呼ばれるような人が
どう考えているか、
どう捉えているかが
気になったし、聞きたいと思った‥!
質疑応答の時間は
ずーっと!自分はどう言葉にして
古田さんに質問するかだけを
頭の中で考えてたわ‥。
手挙げるの緊張したけど
聞きたい気持ちが勝ったわ
聞けて良かったー」
と話してくれました。
私「なかなか挙手ってできないもんだけど、
勇気あったねー!」と拍手を送りましたが、
内容を聞いて
娘らしいなー🎵おもしろい子だなー🎵
勇気あるわー🎵と思いました。
後日に三者懇談会があり、
その時に担任の先生からも
先生「ウチのクラスからも!
手が上がってるようだわ〜‥!と思ったらね、
〇〇さん(娘)が堂々と質問していましたよ
良かったですよ〜」と朗らかに伝えてくれました。
その時の質問内容とは。
数学について‥!でした。
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娘【ほぼ全員が受けなければいけないような状況にある学校の教育の中に、日常で使うレベルを超えた数学が取り入れられています。
なぜ数学に興味のない生徒がそれを勉強しなければいけないのでしょうか。
先生の意見をお聞きしたいです。】‥という感じの
内容で質問をしたと思うよ。
古田さんの答えは、
【一般教養と言われていますが、
私にはよく分かりません。】と。
↑話を詳細には今は覚えていないから
簡潔にまとめてしまったけど、
実際はもう少し長く話してもらっていたはずだよ。
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(当時のことを本人に内容を
確かめてみたました。)
当時、娘は
物理や数学には興味が持てず
苦手になり、つらさが増していたそんな時でした。
当時に、私が娘から聞いた記憶では、
娘『講演をしてくださった古田さんは、
数学の先生には怒られてしまうかもしれませんが‥って前置きしてたけど、
【私はね‥必要ないんじゃないかなと思いますね‥っ】て言ってた!なんか嬉しかったー。その後には
数学を学ぶことについてのフォローも
言い足してたけどね。』
🎵
‥と‥
テンション高めで
私に教えてくれたのを覚えています。
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当時の娘の‥何故か?ラッキー話
書き留めておきます。
娘は数学の課題を期日に提出するのが大変で、
(量が多すぎて、答えを写すだけに徹しても
間に合わない量で。
潔く期日提出を諦めるようになりました。
コツコツ、マイペースでやるのみ。)
随分と後になってから
提出しに行く訳なのですが‥。
それなのに何故か???!
数学の先生に
良く提出したな!と褒められて帰ってくるという
不思議な‥有り難い‥
『なんでかな?』の出来事。
(悩んで正直に、数学をもう勉強したくない‥と
言葉にして伝えたら!
何故か
担任の先生にも学年主任の先生にも、数学の先生にもニッコリ受け止めてもらえてしまう環境に
なっていました。
ゆるい環境になり有り難かったです。)
課題提出を期限内にしていない子は
クラスでも結構いたりするそうなんですが、
授業中、提出していない子が順に立たされていって‥
先生「課題提出はいつまでにするんや??」と
順番に聞かれる場面、
期日を自分で伝える場面、
があるそうなんです。
正直に心身の不調を訴えてきている子たちは、
先生がスルーをしていくそうで‥。
娘「今日は、5人は病んどることが分かったわ。
私もだけどねっ^_^」と教えてくれていました。
優等生で真面目な子ほど!
弱みをみせず、頑張りを続ける子ほど!
期待される分、
厳しくされて、
キッチリを求められるいう現実。
本人がどうしたいか?
本人がどの対応が嬉しいと思うのか??
個性によって何が喜びになるかは
違ってきますね
見る方向からしたら
ある人のラッキーは
違う人から見たらラッキーには見えない。
捉え方って不思議ですね。
娘と私の感想から言うと‥。
優等生になればなるほど
逃げにくい現状になるんだなー‥と‥
見ていて思いました。
進路変更は自分次第で
いつでも自由のはずだけれど!
勝手なことが言い出しにくい
雰囲気になっていきますし。
期待される子は余計に!ですよね‥。
進学や浪人のときの、
高校の先生たちの
丁寧な(手厚すぎる)対応や
アドバイスや
進路についての会議の仕方には、
(先生からは、それについて、
とても誇らしく伝えて下さるのですが)
(真逆を向いてる娘と私の場合には)
重たいな、それ‥!
志望校合格までのプランを
そんなにも大勢の先生で話し合い
アレコレ決められてしまうというのは
‥それって負担に感じるなぁ。
‥必要???‥
と違和感を感じました。
途中で進路を変えにくくなるじゃないと。
私は思っちゃいました。
応援という名の圧‥。
逃さないぞ的な感じがして。
(我が子には関係ないから口を挟むことはない!とは思っていますが)
勝手にですが、ちょっと‥恐さを感じました。
ちなみに、娘は、
希望するならこの大学!と
オープンキャンパスを見に行くことまでは
しましたが。
「大学進学はしない!好きなことだけをしたい!」と希望を早々と決めました。
偏差値の高い進学校でしたが、
中退する子もいましたし、
進路も、娘のように専門学校を選ぶ子がいたり、
就職を選ぶ子も極少数いました。
極少数派は言い出しにくい雰囲気があったりします。
力を抜くような方向を目指すことはなかなか
許したくない雰囲気ではありましたが‥。
それでも!いつでも、
自分の意見さえ持っていれば!
自分の思う方向へ行けるのです。
どんなときでも
『堂々と自分の意見をもつ』
『自分で決めてしまう』
『迷わずキッパリ』
が気分の良い関係や雰囲気をつくる
読んでくださってありがとうございました